平和が続きますように
「戦争を身近に感じる」「普通の生活へのありがたみを知る」をテーマに制作しました。土崎を象徴する花「はまなす」と地中に残る「不発弾」をそれぞれ平和と戦争を連想するものとして対比させ、平和と戦争は隣り合わせだということを表現しました。キャッチコピーは『本当の平和は、いつくるの?』とし、「今が本当に平和か?」と、はまなす自身が問いかけるようなコピーとなっています。
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つくる、つながる
取材対象者の八嶋さんの取材で「みんなが主体性を発揮してイキイキできる社会をつくりたい」という夢を伺い、それをテーマに制作しました。「主体性」や「イキイキ」という言葉を、町の人たちが積極的に行動することだと解釈し、八嶋さん一人ではなく町の人たちと共に社会を作っていくようなイメージで制作しました。キャッチコピーは『みんなでつくる、みんながつながる』としました。
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平和、ここに開幕
このポスターを通して伝えたいことは「争いは何も生まない」ということです。人は、戦争があるから、今の状況を平和だと認識しています。そのため、戦争の悲惨さを前面に押し出し、平和とは何かを改めて考えるきっかけを与えるようなポスターにしました。キャッチコピーは、戦争の怖さに自ら気づいてほしいという思いから、「気づけ」という強い表現を用いました。
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嶋森理想郷之図
取材対象者の嶋森さんは「自分や周りの人が悩みのない、平穏な生活を送りたい」、「周りの人たちが笑顔でいることが自分の幸せだ」と語っていました。その光景をイメージしたものをベースに嶋森さんの理想の世界をポスターにしました。キャッチコピーの「寺院も理想も次世代へ」は、嶋森さんの「寺院を継いでほしい」という願いと理想を掛け合わせたものになっています。
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痛みを知ること
土崎空襲について取材を行い、「今ある平和な環境を大切にしてほしい」という思いをポスターにしまし た。戦争と平和の対比を強調して表現するため、土崎空襲で亡くなってしまった岩間久平くんを戦争のモデル、今を生きている私の弟を平和のモデルとして制作しました。靴、文字は弟のもので、消えていく足跡は久平くんを表現しています。
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暮らしのカギは、あなたの笑顔。
集落支援員として活動する八嶋さんに取材を行い、
「あらゆる人に自分のペースで暮らしていってほし い」という夢を伺いました。ポスターは、八嶋さんの作るコミュニティスペース「おうみや」の貸し棚を舞台に棚の中に五城目町民や、八嶋さんの行った活動など、様々な暮らしの形を描きました。魅力ある笑顔を目立たせるため、八嶋さんを中心に描いています。
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平和の道へ
当時の物と言葉を通して、土崎空襲を若い世代に知ってもらいたいという想いで制作しました。戦時中の服や生活必需品から厳しい生活を送る辛さを感じてもらいたいです。現在の生活との違いを基に戦争に対する怖さを身近な物で考えることで、戦争は二度と起こしてはいけないことだと考えるきっかけになるようなポスターにしました。
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よってたんせ
取材対象者である渡邊律雄さんの「地域に若い人が来てほしい」という夢を基に浅見内地区の建物や特産品を紹介するポスターにしました。「みせっこあさみない」のスタッフやお客さんの温かい雰囲気を紹介しています。「みせっこあさみない」では地域の人同士の交流が盛んに行われ、地域の人と関わる楽しさが若い世代に伝わればという想いを込めて制作しました。
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Keep praying
土崎空襲についての取材を通し、平和であり続けるためには、戦争の存在を忘れずに平和を祈り続ける必要があると考え、それを基に制作しました。祈りを放棄することの危険性を伝えるために、戦争の上を綱渡りをする子どもを描きました。土崎空襲の被害として現在も残されている爆弾の破片や、首なし地蔵、岩間久平くんの服などを戦争の象徴として描き入れました。
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ぽくぽく
取材対象者の嶋森さんの「自他共に自由で悩みのない平穏な世界」という理想を基に制作しました。その理想を象徴するのが嶋森さんの愛猫であると考え、ご家族やご友人、五城目町の人々と共に猫のキャラクターにし、宙に浮いている様子で悩みのない平穏さを表現しました。背景は水彩絵の具で描いた五城目町で、嶋森さんのお寺「待月院」に掛けて月夜にしています。
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つちざき
「子どもを想うこと、戦争を考えること。」をコンセプトに、親世代をターゲットにして「戦争の残酷さ」を伝えるポスターを制作しました。土崎空襲では爆弾の破片が飛び散り、多くの被害が出ています。そのため爆弾の破片をイラストで制作し、子どもを連想させる黄色い帽子に刺さったように組み合わせて残酷さを表現しました。キャッチコピーは親が子どもに使う言葉を基にしました。
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僕の恩返し。
「地元に恩返しがしたい」という小玉さんの夢を基に、小玉さんの教え子たちが成長し、活躍することが「恩返し」であり、「教え子たちが活躍する姿が一番の恩返しである」をコンセプトに設定して制作しました。コンセプトを基に、小玉さんの教え子たちの小学生時代の似顔絵と現在の似顔絵を並べて配置する構成とし、キャッチコピーの文字には小玉さんが書いた文字を採用しました。
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祈りはいらない
土崎空襲による物的・精神的な被害が今も残っているということを、爆弾によって首を飛ばされた地蔵に、手を合わせお参りに来るおばあさんとその孫を描くことで表現しました。戦争を体験していない高校生や大学生が戦争について考えるきっかけにするため、
キャッチコピーをおばあさんがその孫や、ポスターを見ている人たちに問いかける形にするなどの工夫をしました。
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つながる恩
小玉さんの夢である「お世話になった五城目への恩返しとして、自分が学び続けてきたことを受け継いでいきたい」という話を基に、受け継ぐ未来の五城目町をコンセプトに制作しました。小玉さんの教育のモッ トーである「子どもの声が聞こえる教室」をイメージし、教室で学ぶ子どもを中心に、地域の人や自然がいきいきとしている様子を描きました。
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戦争はもういらない
戦争をしてはいけないと一人一人思うことが平和に繋がると思い、土崎空襲の様子をイラストで表現しました。背景は彩度の高い赤色を使い危なさや恐ろしさがより引き立つようにしました。キャッチコピーは、体験した方の話や資料をもとに、印象に残った言葉や土崎空襲を連想するような言葉を多数入れることで、戦争の残酷さを強調しました。
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あさみないに集う
「みせっこあさみない」をきっかけに若い人が浅見内地区に興味をもってほしいと思い、お店を紹介するポスターを制作しました。つい手に取りたくなるような雑誌の表紙をイメージして、店の温かな雰囲気と渡邊さん、スタッフのみなさんのあたたかさを写真で表現しました。店名の「みせっこあさみない」をキャッチコピーとして使い、雑誌のタイトル風にレイアウトして目を引くようにしました。
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平和の授業
高校生を中心とした若い世代に、戦争を起こしてはいけないということを伝えるために制作しました。ターゲットの目に留まるように、若い世代に馴染みのある黒板をモチーフに、土崎空襲の語り部をされている伊藤津紀子さんの「平和の授業」という設定にしました。キャッチコピーは、若い世代が土崎空襲を知り、語り継いでほしいという思いを込めました。
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おうみや探訪
取材対象者の八嶋さんが管理している「貸し棚おうみや」を紹介するポスターを制作しました。「貸し棚おうみや」を利用者によって活動の仕方が変わる場所にしたいという八嶋さんの思いを基に、訪れた人が自由に活動している様子を描きました。キャッチコピー は、八嶋さんの「町のリビングのような場所にしたい」という思いを込めました。
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伝えていきたい
「戦争によって身近な人がいなくなることの怖さ」をテーマにポスターの制作をしました。「証言・土崎空襲」にある、母親を戦争で亡くした本城さんのエピソードに衝撃を受け、それを基にイラストやキャッチコピーを考えています。一人のエピソードに触れることで、戦争を身近に感じてもらえるのではないかという思いを込めて制作しました。
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まもりたいもの
取材対象者である嶋森さんに夢を伺ったところ、「平穏な生活を送りたい」とおっしゃっていたので、そこから「今の五城目を守りつないでいく」という夢を設定し、ポスターを制作しました。コンセプトはゲームのパッケージ風に嶋森さんを主人公として、町をよりよくしていくシュミレーションゲームをイメージしました。キャラクターは柔らかい雰囲気で描き、平和な感じを表現しました。
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